あんまり携帯電話にこだわる方ではないし、
モバイル環境でバキバキに使い倒す、という方でもない。
今ので十分だし、日本ではおそらく来年以降にならないと使えなさそうなので、
iPhoneねぇ...と冷ややかに思っていた。
メカ的にも、ほぼ全面液晶というのがどうにも壊れやすそうだし、
形状もかさばりそうだし、ソフトキーボードというのもあんまりかなあ、
と思っていた。
それよりiLife '07は? Leopardは?と思っていた。
が、今週になって、iPhoneのユーザインターフェイス(UI)が素晴らしい、
という記事をちらほら見かけた。
iPhoneのUIは、まだジョブズのキーノートでしか誰も見ていない。
ここ数年、キーノートはネット配信で見ていたが、
今年のは見なくてもいいかな、と思っていた。
でも、やっぱりキーノート見てみないと、と思い直した。
今年はVideo Podcastで配信されていた。
1時間45分 1.2GBのファイルをダウンロードして、
南海高野線や大阪環状線の中で、飛ばし飛ばし見てみた。
Macworld San Francisco 2007 Keynote Address
英語はあんまりわからないが、どういう内容かはすでに知ってるし、
スライドの内容を見ていればだいたい雰囲気はわかる。
キーノートは、最近亡くなったJBの“I Got You”でオープニング。
さすが、かっこいいね〜
demoで使った曲がSgt.Peppersだったので、
ついにビートルズナンバーがiTunes Storeで配信か?なんて憶測も流れてましたが、
それはどうでもよくて。
で、iPhoneのUIは...確かに素晴らしい。
もちろん、ハードウェアのUIもすごいと思うが、やっぱりソフトウェア的な部分が大で、
両者の融合がパーフェクトになされている。
ここ数年のAppleのソフトウェアで実装された新機能が昇華されてるというか、
おいしいとこどりというか、これのためにあれがあったのか!と思わせるというか。
しかも、MacOS XのLook&Feelを完全に実装している。
日本のメーカーの携帯の操作性も、いろいろ工夫はされてるんだと思うけど、
もう、そういうのとは次元が違って見える。
きっと、日本で電話が使えなくても、
海外から取り寄せて使う人がたくさん出てくるだろうなあ。
取り急ぎ、日本でも電話機能なしバージョンを出してくれたら、
それでも飛ぶように売れるような気がする。
それも、後からOSバージョンアップによって、
日本国内で携帯電話として使えるようになればベストだ。
技術的には可能だと思うんだけど...
以前、
スティーブ・ジョブズの本を読んだことがあるが、
Appleのハードウェアのデザイン・操作性はもちろん、
OS、ソフトウェアの操作性からアイコンのデザインに至るまで、
すべてについてCEOであるジョブズのこだわりが相当反映されている、
ということがよくわかった。
いわばAppleのプロダクトのすべてが、
最終的にはジョブズの趣味・センスで決められているという。
そんなジョブズがAppleに復活するきっかけになった、
AppleによるNeXT買収から10年。

...ベージュのMac、6色のAppleロゴのあの頃がちょっと懐かしいけど、時代は変わった。
今朝のニュースでのニューヨーク株式概況。
「18日のニューヨーク株式は続落。
Apple社が好調な決算を発表したものの、
次の四半期での売上見込が市場の予想より低かったことに対する失望感が
ハイテク株全般の売りにつながったことが相場の重しとなった。」
...Appleの売上見込が、株式市場に影響するなんて。
ま、iPodの売れ行きによって、ハードディスクやメモリの値段が動いて、
関連するハイテク企業の業績がある程度連動するから、ということか。
それにしても、Macユーザになって今年で13年、過去こんなことがあっただろうか。
ベージュのMacだけが売りだった10年前では考えられないことだ。
会社に入ってから、何度かWindows2000に乗り換えようか考えたが、
けっきょくMacを使い続けているのは、
何年かおきに、今回のiPhoneみたいにいろいろ期待させられて、
しかも期待以上のものを出してくるから、というのは大きいな。
この30年は始まりに過ぎなかったらしいから、
これからも、もちろんAppleについて行きますよ。